ライティング

OTOTOBATOMOS VOL.2の映像版5本(プラス番外編1本)は光と影で演出しようなんて生意気にも企画した。ところが、これが結構大変だった。プロが使うライティング機材なんて一切ないので、PCのモニターやテレビの映像、鳴らしているシンセや音響機器などの液晶ライトそのものを利用した。それらの光を強調するために部屋のライトを消して撮影していたので、テイクを重ねるたびに、机の角や椅子に体をぶつけて随分と痛い目にあった。その度に三脚の角度も微妙にズレてしまってセッティングをやり直したりと、とても素敵な一か月の深夜を過ごした。そういえば、広告会社の新米営業時代、CF撮影の現場でライティングマンたちに「そこのガキ!邪魔だ、どけっ!!!」とよく怒鳴られたことを思い出した。でもこの人たちのプロ意識から学んだことは多かった。でも、みんな怖かったなあ!